[共に来るであれば、「夜の女王のアリア」本部までお連れしよう。
幹部連中への説明は程々に。自分は急なお荷物を、公爵の孫を連れて来たつもりは毛頭ない、緊急事態における追加の戦闘員だと言いくるめるつもりだ。
だが皆にとっては、相応の標となるだろう。
落胆している者にとっては光に。
戦う者には新たな方針に。
何故ならば、彼女にはその資格があるのだから。
本部に連れられた彼女を見たページボーイは、どんな顔をするだろうね。
喜び?落胆?絶望?それとも虚無?
何もかもが楽しみでしょうがない。
夜が明けたら外に出よう、そうして沢山の物を壊して、その上で楽しく笑おう。
わたしはコレを待って居た!*]