[そんなシルヴァンとの思いがけぬ再会に。
彼が漏らした言葉。>>150>>151
眩しそうに目を細めて笑う彼は。
相変わらず私より6歳年上の大人の男性で。
私はいくら背伸びしてみても、小さな子どもみたい。
胸が思わずむかむかして。つい。言葉が責める響きを帯びた。]
そうね。フローラよ。
誰だか分からなくなって見違えるくらい。
長く会って無かった。フローラ。
シルヴァンは元気そうで何よりだわ。
素敵な誉め言葉をどうもありがとう。
王都には。
さぞかし綺麗な人がたくさんいるんでしょうね。
[自分の言葉が嫌味たっぷりに聞こえるのは分かってるけど。止められなかった。思わず興奮に顔が赤らんで。
何時も浮かべてる笑顔を浮かべるのも忘れてしまった。]