[こんな醜い自分の姿。シルヴァンには見せたく無かったのに……。]…………もう行くわ。花飾りを配って歩いてるの。…………シルヴァンもお祭り楽しんでね。[『私お花屋さんになったのよ。』そんな言葉も。今言ったらきっと嫌味にしか聞こえない。大変な事だってたくさんあったけど。何時も笑顔を浮かべてきた。私の背中を支えてくれた大切な記憶。そんな思い出まで。自分で汚したくなくて。足早にその場を立ち去ろうとした。**]