[あら不思議、気がついたらそのツバサ様らしい麗しい手には、ぬい用のブラシが握られていたのです!
必要なアメニティが自然とお客さんのもとに現れる。これもこのお宿の不思議です。便利ですね。]
これなら、ここでブラッシングができそうだ。
良かった。
[白薔薇にはぬいぐるみのブラッシングの力加減がよくわからなかったので、とりあえずそーっと、そーっともふもふの毛並みにブラシを入れることにしました。
うさぬいが満足してくれるまでは、白薔薇は毛並みを整え続けます。
宿の入り口付近のこの場所には姿見の鏡も置いてありますから、ブラッシングの成果をうさぎの目で確認することもできるでしょう。]