[でも、続いた言葉にまた、きょとんと首を傾げた。それは、言っていることがわからないとかそういうのではなくて。そこから語り始めた言葉は、自分に聞かせてるように聞こえなかったのだ。聞いてほしいようにも思えて。だから、白いおじさんが話してるのを、その顔を見ながら、その言葉を聞いて。]