─ シアタールーム ─
うん。
私に近い人程、私に何を書かれるかって気にしてたから。
そんな心配させる位なら、近付かない方が良いなって思ってたんだけど…
そんな風に思われるような人間だって、突き付けられるのが嫌だっただけなのかなって気付いちゃって。
[裏を正せば、そんな風に思われてまで近付きたくなかっただけだった。
今まで出会ってきた人達には、そうだったけれど
アーネストもカラントも、小説を書いているこんな変わり者に屈託なく居てくれて。
外面の付き合いだけで終わらせたくないな、と願う程度には、近付きたくて]
そうかな……だと良いな。
[アーネストなら喜ぶんじゃないかという言葉>>166に彼女の笑顔を思い浮かべる。
少なくとも、負の感情をそこから感じたことは無いから浮かんだ笑顔も快活なまま]