星狩りの国-暁の街-

33 【完全RP村】終のお宿と始まりの旭。


白薔薇 外浦部 翼

雪降る庭に

[他者に踏み込む余裕のない桃李とは対照的に、白薔薇には自分自身を深く省みる思考が抜けていました。
 引っかかりを覚えてもそれを言葉にしない「先輩」の前で(※やはり、彼の思考はここでは読み取れませんでした)明るく振る舞うその人に白薔薇は向き合い続けます。>>130

 感謝に対してくちびるを引き結ぶ姿に、ツバサ様らしい整った眉は再び下がりました。>>131
 これは「どういたしまして」を返さない無礼からではありません(※そこまで白薔薇の思考は及んでいませんでした)。ただ、この感謝で「先輩」の心を和らげることができなかったと思ったからです。
(和らげられなかった理由は……これは白薔薇にも、改めて少し考え直せばわかることでした。>>112

 そして白薔薇自身の未練に思考と話題が逸れた時、「先輩」は曖昧な顔をして何も口にしませんでした。>>132
 ぼんやり思考に過っていたあれやこれやもちゃんと白薔薇が口にしていれば、それらが「未練の流し方」にも繋がったかもしれませんでしたが……この時はそれよりもこの「先輩」のことに、白薔薇の思いは寄っていたのです。>>133]

(173) 2024/12/31(Tue) 12:08:12

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