[つい今しがた溢したばかりの看守に一言。金を握らせて、囁く。] 是非今度、社会復帰の際の為に 囚人でも料理が出来るようにしたいのです。 勿論、刃物は要りません。 美味しいパンを作ってくれるレディを 知っているものですから。[貴女が愛して(殺して)あげられるように。そうしてそれに釣られる憐れな者が、どれだけ現れるのか。貴女が愛を奏でる最高の舞台を、用意しますから。それまで暫し、お待ちください。]