[そしてオリジナルやセルフカバー、他のバンドの往年の名曲カバーを何曲か歌い切ったところで、いよいよこの楽曲です――『この世界にあなたと二人だけ』!
2ndアルバム収録のこの楽曲は、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの基本の4ピースに加えて、ツバサ様によるキーボード演奏も加わっています(なので、この楽曲ではツバサ様は弾き語りを行っていることになりますね)。
そしてこの楽曲は幾らか緩やかなミディアムテンポのバラード。甘やかながらも切なさ滲むメロディとコード進行に、ラストのサビでのツバサ様の高音ロングトーンが特徴的な一曲です。
この抒情的なロングトーンは、「この世界であなたと二人だけ」になってでも、共に光ある未来へ歩もう――という歌詞世界の表現なのだそうです(※出典:楽曲発表当時に音楽誌に掲載されたツバサ様インタビュー記事より)
そしてこの難しい高音ロングトーンによる楽曲の締めを、白薔薇の元の持ち主にしてツバサ様の8、9年来のファンである兼平理音の記憶からツバサ様の歌唱法を読み取っていた白薔薇は、完璧に歌い上げました!!]