[そう、ボクがやつれていた際は随分と心配をかけてしまった。毎日お菓子くれるならそれもいいかもね、なんて笑いあったのが懐かしい。彼の隣人としての温かさ、面倒見の良さをボクは心地よく感じていて、ずっと続いていくような気さえしてた。肩を竦めて見せれば、さっきまでなんだか気まずそうにしていたコウにいがこちらに向き直る。]