[「門の旅人」からの注文だ。経費で落ちるらしいからそれは気楽である。]
んじゃ、いくぞイヨリ。
帰るまで生活する場所に案内する。
[届いた要望から察するに、求めるものを得るために移動を促す。
先程脱走した受付前にいくと、ちょっと待っとけ。といって、受付の強面のおっさんから手続きが終わったので報酬をもらい終えるとギルドより外へと向かうのだが]
(ひとまずここは馬鹿みたいに人が多い場所で、イヨリがいた場所は困りごとを金払って頼む仲介所だと思えばいい。)
[王都やギルドについて雑に念話で説明をして]
堂々と歩け。
[俯き加減ではなくそうしろというようにいいながら、イヨリのペースで足音をたてずに歩いてギルド近くの宿舎へと向かった**]