いいんだよ、別に
花がそこにあったとして
誰か還ってくるわけでもねェしな
[花を供える、祈る。…誓う。年単位の習慣は、一通り終わった。そのあとのことは、割とどうでもよかった…なんていうと、花に全く興味がねェのがバレちまいそうな気がするが。
投げやりにも聞こえる、表に出た言葉に。アンドロイドは何を思うだろう。]
んなことより
いいのかよ、こんなオッサンに構ってる暇ねェぞ
怒られちまうんじゃねェのか?
[別にガキが好きなわけでもねェし、アンドロイドの将来がどうなろうと知ったこっちゃないが、俺のせいでコイツがぶん殴られるのも胸糞悪い。だからもし、一通りの会話に終止符が打たれるのなら、そんなことを聞いたかもしれないが。 *]