あり、がと。[ ふらふらと指し示されたベッドに登る。>>136少なくとも孤児となってからは清潔で柔らかいシーツの上に寝たことは無かったから少しばかり居心地悪げにモゾモゾと丸まる。正直ここへ飛び込んだのは賭けだった大抵の人はオレ達のような孤児を見ても足元を見てぼったくるか無視するかの二択だった孤児同士の諍いも、泥水をぶっかけられてお終い親切にされる事には慣れていなかった ]