[通信機を使い終えれば、彼から応答はあっただろうか。
しばらく待って、"祭壇"の上に通信機を置けば、通信機もまた火に包まれ塵も残さずに消えた。
持って帰る許可を得た、青い薔薇と魔法の杖はポーチにしまい直す。・・・・・・宇宙食は置いておく。]
ありがとう、同胞さん。良き別れをいたしましょう。
「どういたしまして、偉大なる同胞さん。
さようなら、貴女の道に平穏が訪れますように。」
[椅子から降りて、カウンターの魔女に対しカーテシーを。
そして、ゆったりとした足取りで、ドアベルを鳴らし、サロンを後にする。目指すは入り口の門の近く*]
「・・・・・・ま。"あれくらい"なら。
偉大なる同胞さんに免じて、サービス、いいでしょ、レオーネちゃん?」