[スイッセスの後姿を描いた紙をクロッキー帳から丁寧にとって渡し、俺は変わりにエスプレッソをもらう。苦みと酸味と、やり遂げたような淋しさと充溢感。手間賃分だけ引かれた料金の支払いもこれで最後] ご馳走様。[店にきた客のような挨拶で食堂での時間を終えたのであった*]