フィアッ…チビ!!!チビか!!!
俺だ、ケンチクだ!おいいつもの生意気口叩いてみな!!!
[男はバリケードを覗きこんだ。
隙間から見えたその小さな頭を見て、ほっと胸をなでおろす。
まだ大きな怪我なんかはしていない…!
これなら自分で動けるだろうし、フィアのサイズ感なら悠々とダクトの中を通れるだろう。脱出口のある厨房までは簡単に行けそうだ]
…てかこんな時にもこんなものつけられて…!
少しは気ぃ効かせた看守はいなかったのかよ…!!!
《…ガタン!!!》 っひい!!!?
[と、男はバリケードの中に手を差し込んで、彼女の口の周りのマスクの止め金を外し、穴の中から彼女を取り出そうとしただろう。…その瞬間に聞こえてきた食糧庫の音!!!>>175ヘタレな男は震えながら拳銃を取り出し、食糧庫にむけて銃を構える…
銃身はブレブレだ…!!!**]