[頭を上げていいと言われるまでは俯きつつ]
もちろん、もう復讐代行の依頼は中止しました。
我輩は無実の人間に手を出しませんがゆえ。
陽だまりのような慈愛の貴女にもう害意はありません。
[と、きっぱりと宣言しよう。そして──……]
後日、頃合いを見て我輩は貴女の冤罪をキラキラちゃんとして公表しようと思います。
きっと我輩のファン達は貴女の冤罪を信じるはず。
世間の注目も集めることができるでしょう。
貴女の冤罪を晴らす足掛かりとして、我輩からのせめてものお手伝いです。
[いずれ公表する予定のハリコの冤罪主張について伝えようか]