── 回想・ユラとの思い出 ──
[その子は俺が小さかった頃から見た目が変わらない。>>156
時間の流れが違う?それとも、妖精とか?
よく分からないけど、なんでもアリな夢の中。
むしろ考えすぎても疲れるなって、
俺は気にせずその子に話しかけてたんだ。
そういや名前、聞いてなかったなって名前を聞いて──]
……? だって、名前知らないと不便じゃん。
ずーっと「君」呼びだと味気ないし。
うん、じゃあ次からはユラって呼ぶよ!
[名前を聞くだけで目を丸くするほど驚かれたから、きょとんとしつつもその子の名前をユラだと把握する]