[観覧車に乗りながらする他愛ない話。 薬の研究でピンク色になったネズミの話とか。 勉強をサボろうと逃げたけど捕まった話。 他にも他愛ない日常の出来事とか。 あんまり単調な話だったからユラはうとうとしてたっけ。 たまに零す、俺の現実世界の近況。 夢の中だからとこちらも油断してつい話す。 そんなやり取りの中で出てきた単語、「人狼」>>157] 確か……、[記憶を辿り思い出す。 人の姿をして人を食べる狼の話]