「はじめまして。わたしはハリコ・モーガンズです。 突然のお手紙で驚かせてしまったことと思います。 この度、収監所でバレンス・アパタイトさんから あなたのお話をお聞きし、ペンを執りました。」[バレンスに直接頼まれた>>1:360旨を書いても良かったのだけれど、ここは自発的に手紙を書いたのだと伝えたかったから、「話を聞いた」旨だけを記す。 ハリコ自身、バレンスからのひとりの姉としてのその言葉を聞いた時、ぱっと顔を綻ばせて快諾していたのだから!]