「……元気でな隊長」『二階級特進ー』 ちょっと待って、聞いてない。 そんな物理的な────。[妖精達の餞別の言葉に反論をする間もなく、足元がカッと光はじめて……僕の視界は真っ白に。 次いで爆発音と共に強烈な浮遊感が僕を襲う。 大きく飛び上がった僕の視界一杯に広がる満点の星空。わー綺麗ダナー。 あまりにもあんまりな妖精達の仕打ちに(自分の事は棚に上げて)白目となった僕は、とある決意を再度心に刻み込む。 ──あいつら、やっぱ許さねぇ。と。]