ん?
[2人だけでの廃ビルでの任務の傍ら、詩音の声が>>186聞こえて視線を向けた。]
詩羽のことか?まあ、小柄だからそうなんだろうな…
[螢と2人は、確かに似合いに見える。螢はなんとなく尻に敷かれそうな気もするが…と、他所事を考えてる場合じゃない。
すぐ傍の詩音の俺への今の言葉が当てつけだとは気づけないまま、二人して入り口を封鎖し、本格的に魔物の殲滅にかかる。そんな中、詩音からもう一言。>>187]
いや?他のペアだって上手くやってるだろうよ。
心配はしてない。自分達の方だけ間g萎えてるよ… ちっ。
[思わず舌打ちしたのは、またエイムが悪かったからだ。
急所を外して2撃。いつも以上に調子が出ないのは、余計焦りになる。
もちろん、詩音がその原因を勘違いしているというのも知らないまま。
詩音の想像しているような事は思いもよらないのだから、
思い至るわけなどないわけだが…]