─回顧:裏通り ズィー・オクリビと─
[フィジシャンが自室に訪れる前、日中に出会ったみょうちきりんな二人組のことを思い出していた。]
……少し、悪いこと言っちゃったかな?
[困惑の合間にめぐる思考、もといツッコミを必死に我慢したのだが漏れていたようで、はっきりと否定されてしまった>>0:448。
「冗談」なんてはぐらかすような言い方をしていたが、彼女がアイドルであることに拘りを持っているのは追加の質問でも明らかになったわけだし。]
一言くらい謝ればよかったかな?
[「オクリビちゃん」の語る国>>0:449は、夢に溢れていた。「女王様」は少し抜けているようだけど、よき理解者を得られたらしい。
「素敵だと思うよ」なんて月並みな返事を返してしまったけれど、あれは私の本心からの言葉だ。
しかし、わたしが「オクリビちゃん」とアイドル>>28?
「それもいいわね(真顔)>>53」なんて答えるのを見てつい笑っちゃった。そんな未来もあったのかな?なんて思いながら。
「一度国を見に来なよ>>26」と女王様直々のご招待にあずかれば、光栄なことですと答えるしかない。
そうして適度に話を切り上げてその場を離れた。]