「収監所では、折に触れてバレンスさんと お話しする機会があったのですが、 お姉さんはわたしの身を心配してくれて、 出来る限りのことはすると伝えてくれました。 お姉さんは、刑務官として働いていた頃にも、 わたしを助けてくれたことがあったんです。 そのお陰で、わたしはこの辛い日々の中でも 他愛ない日常の手紙を綴れているのだと思います。 わたしがなんとか挫け切らずにいられるのも、 あなたというファンがいてくれていると 知ることができたのも、 あなたのお姉さんと出会えたお陰です。」