ホットケーキを食べながら
ばば‥
[”副官のババァ”にはついうっかり反応しかけた
>>190。大丈夫、自分の通信機は切ってある。尤もメトロポリスの情報網はどこからどうつながっているかはわからないので筒抜け…かもしれないのだが。
ババァは兎も角、ボクは隣でレアチーズケーキを豪快に食べる先生の話を聞いている。影に収まったボクと違って、もしかしたら少しはみ出すこともあったかもしれない大きな体が、”誰も死なない世界”を語る。]
うん、そうだね、
イキモノはみんな死んでしまうもの
死ななくなったらそれは、イキモノじゃない
[頷く。それには同意だ。同時にそれを半分叶えかけているメトロポリスを”生命の冒涜”と呼ぶヴァレリアの気持ちが、今ほんの一瞬だけ解った気がした。ホットケーキを咀嚼する。]