この世界に留まり続けると決めた日。
浄化の初日の出を、私は決して見ないと誓ったあの日。
暗い部屋の中、一人うずくまり、
早く解放されたいと魂が叫ぶほど、苦しい日もあった。
そんな時は、真っ暗な部屋で、
古くなったヘッドフォンを両耳に押し当てて、
この曲を聞いた。大切な人がそばにいることを思い出すために。
この世界で、私がたった一人になったとしても
あなたの世界で、たった二人の私の大切な人を見守るために。
私は、この未練を決して捨てたりしないために
…この曲は、いつだって、私を支えてくれた、大切な大切な曲だった。