[もちろんあたしだって子供じゃない。買い出しに行くには離れる必要があると言うのも分かる。ただ、今一人きりで置いて行かれるのは心細くて…ついつい呼び止めてしまった。]……ごめんね。もー少しだけ、落ち着くまででいいから……[縋るように、彼の服の裾をきゅ、と握る。そうしていると少し安心するような気が、して…]