[ 後に。 『玉座で乱闘があった』 『処刑を逃れた謀反人が存在する』 簡素な記録だけが、王の元に残ったのでしょう。 当時、分かつ話は王にしかしておりませんし、 口頭で伝えられているのならば。他に知るのならば。 私が真意に信用に値する人間と 王が本音を吐ける者のみでしょう。 前者は兎も角、後者はいるのでしょうか? もう、どうでも良い事です。 ]