薄闇の一族 リスティリナ

>>126>>127ヤワタ
そうよね。あまり、このあたりには来ないのだけど…
私も、カメラって見るの、初めてよ。
名前は、作ってくれた人がつけたの？

[道具について聞かれて、彼の様子はなんだか嬉しそうに見えて、その様子が少し可笑しく思えた。絵を所望されて、自画像を薦めてくるあたりも、独特で面白いと感じる。]

……へぇ、串焼きの名前なのね、スブタキ。
ピタ……サンドイッチ。なんだか大衆料理にしては、大層な作法がありそうね……。

[優しく繋がれた手を軽く握り返しながら、早速料理の名前を間違えながらそう返した。歩みを進めるうちに、繋いだ手から感じていた違和感が、さっき彼の道具に感じた色合いと似ているように思えてきて。

気配は確かに人間のはずなのに、何か他の人間にはない存在感を感じて、少し、彼自身がどういうものなのか、興味を覚えた]

……ヤワタね、覚えられるように頑張るわ。
私は、リスティリナ。言いにくいなら、リナって呼んでもらえても構わないわ。

私をいいお客さんにしてくれるよう、頑張ってね、先生。
でもまずは、腹ごしらえが先かしら？