いつかの日常、私の監獄を彩る星屑
[奇妙な贈り物は、その後も散発的に起きた。
>>91 基本は運び屋を通じてだったが、時には本人が現れたりもあり。
その都度、女児扱いを咎めているものの、どうも改善の余地は見られないので、そういうものだと思うことにした。
包装紙でも、口頭でも披露される豆知識・なぞなぞは彼のキラッ☆な顔がいつも想起されるので、お菓子を頂いた後は感謝しつつゴミ箱にメモをそぉい!するのが通例である。
>>92]
ちっっっとも分かってないのよ、あのピエロー!
[しかしながら、渡されるお菓子は保存の効く物ばかりで、食べるタイミングを考えられるよう配慮されており、その気遣いがあれば子供扱いも改められるのでは? と思った事もある。
ただ私は、食に対して堪え性がないので、大体その場で食べるようにしている。
夕食後等、小腹が空いたタイミングを見計らっている可能性もあるかもしれない。 付け加えれば、彼のもちうるコネクションが有能なようで、質の良い美味な物を取り寄せている──知らないお菓子が出てくる事もある──のが余計にタチが悪いのだという言い訳を残しておく。]