「女王陛下」の元への帰還
[オクリビは一度「帝国予定地」へと引き返す道の中で、
公爵からの停戦要請
>>#2の後もなお銃を収めなかった
戦闘中毒者たちを静かにさせてきていた。
安心してほしい。今度もまた生身の者に対しては鞘打ちだ。ちなみに峰打ちは意外に「斬れて」しまうことがあるため行っていない。峰とはいえ薄手の金属板の縁には変わりないぞ。]
―――――、……
( 流石に動きが鈍ってきてる、か。 )
[人間の痛覚とは異なる「痛覚」のアラートが、機工内の回路を通じてCPUに届く。
避け切れなかった銃弾の存在を自覚してからは、極力戦闘を回避する形で(幸いというか当然というか、公爵の頼みに耳を傾ける者は多かったようだ)帰路を急いでいた。]