[よく見て見ればその「晴れ姿」の腰の辺りには、いつかちらりと視認した>>0:266「タマゴサマ」と思しき形も。]
君の友達たちから貰ったものも、
その衣装の夜空の上に、たくさんあるのかな。
[とんがり帽子の煌めきとローブの夜の帳色、ブローチを彩る星屑と獅子。
卵のカタチ、星見る望遠鏡、ネックレスの一等星。おや、ルリビタキのバッジは?
全体に纏まりがあるようでどこかハズした装いにも見える魔法使いの姿に、無表情ながらも和らいだ合成音が零れる。]
それにしても、使い魔らしい鳥まで肩に留まらせるとは、
いや、本当に、魔法使いらしい恰好だ―――