[触れている君の指先に頬を押しつけた。]もし君なら生きていてくれてよかった。[ああ、そうか。やっぱり、僕が失くしていた大切なものは感情だけじゃない。……… 君だ。僕は、思い出すために。ここに、きたのだ。]*