[こうしてオクリビは、ポンチョの右肩部分がざっくりと裂け、右の二の腕の外装が砕けた(改造マグナムの弾が掠めていた!)状態でズィーの元に合流したのだが]
荼毘葬送オクリビちゃん、ただいま陛下の元に帰還……
なんてね。お互い無事に―――
[「赤い男」の血糊をべったりと纏っていた両掌>>56は、この時どうだったか。
ともあれオクリビが「女王」の掌の状態に気づくよりも前に、ズィーの方から心配をされてしまった>>169。
言葉の綾の心算で口にした「無事」は、少なくとも今の機械の女には当てはまらない表現だっただろう。]
……ごめんなさい。
「無茶はしない」って約束、破っちゃったわね。
[いつかの通信>>2:76>>2:95を思い出しながら、目を伏せる。]