[上官の命に馬鹿みたいに従って、馬鹿みたいに死んで行きたくは無かった。だからアイツの頭を吹っ飛ばして、バカみたいな軍隊を抜けた。>>172>>173俺は走った、何処までも走った。それでもついてくる、がんじがらめの戦争と言う現実。逃げ切れないと足を止めた頃、俺は細々と傭兵業を始めた。手が届く範囲のぎりぎりの自由だったが、そのうち軍の仕事も受けるようになって、バカみたいだなって笑った。]