シフ ハロッド

　
[だからこそ、煽るのも辞められなくなる位には、
僕も慣れてしまったし、嫌ってもいないのだけど。]


　お望み通り、近づかないよ。
　君から『ごめんなさい、会いたい』って言ってくれるまで。


[満足して向けた背中に、口角をニタリと引き言い放って。
たとえそこから君が振り返っても、僕はもういない。

その場から姿を消すのは、幽霊の十八番なんだよね。]**