[メカニックが好きだった。昔から所有する機械をいじるのが好きだった。けれど自分はそれに、銃をぶら下げてしまった。友人は持たなかった。ビジネスの付き合いで十分事足りる人間関係。傭兵仲間すらどんどんと死んで行ってもう居ない。親もいない、兄弟も居ない。>>182俺はずっと孤独だった。笑えるだろ、自由で居たかったのにこんな現状。笑ってくれよ、いっその事。嗚呼、誰かと笑いあう温度がこんなにも恋しいなんて。]