ボール投げ? >>163[投げて欲しいとせがむ姿は、小さい頃のあの子のようで可愛らしい。]かまわないけれど、ワタシ、ボール投げをしたことがないの。[ボール投げどころか、人の姿を取ったのも歩くのも初めてなのです。]こうかしら?あ……[茶々丸さんの前に投げようとしたボールは明後日の方向へ。]難しいのね。…………もう一度、いいかしら。[上手くいかないことが、悔しかったのです。茶々丸さんが許してくれるのなら、その後も何度か、「もう一回」をねだったことでしょう。]*