[レオーネの歓迎やラピスの意気込みを聞いて、周りのスタッフたちも嬉しそうに歓迎の意を全身で表現してくれました。
その中でも、あの時風船をくれたピエロさんは、本当に本当に嬉しそうに、ロボなのに涙を流すのではないかと思うほど喜んでくれて。ぎゅうっ!!!とラピスのことを抱きしめてくださいました。]
『坊っちゃんが、本当の笑顔になってくれて、元気な顔を見せてくれてよかったぁ…!不安なことやわからないことは何でも聞いておくんなさい…!』
わ、わ…!ピエロさん…!
[なんて風船を渡してもらったときから、まさかこんなに心配されていたとは思わなくて。そして彼もまた同じ境遇のロボットだったとは思わなくて…。少年人形は驚きつつも、その優しくて暖かな抱擁を受け入れて…]