[色づく頬が、掌の中にある。>>172 慌てて訂正する彼から、そっと手を離して] ……ああ、そういうことでしたか。 勿論いいですよ。 積もる話があるなら、是非。 聞かせて下さい。一晩中でも。[これまで傍にいた時間に、聞かなかったこと。 聞けなかったこと。] 今日は、久しぶりに一緒に寝ますか?[目を細めて、くしゃりと笑う。]