そうだねえ。ま、仕方ないよ。 今更急に視える存在になっても逆に困るし。[君がどの程度寂しい思いをしてくれたとしてもそれで良いんじゃない。としか言えなかった。僕自身そこに寂しさも執着もない。ある奴が、時々映ってしまうのかもしれない。僕ら自身でさえ、僕らの存在は誰にも証明できない。>>172『ペポン』となったスマホから、それを覆すように、一枚の写真が送られる。テーブルと、食べかけのソーセージと、文字となんやねんこれは。]