とにかく、無事で何よりなのよ、もう少し待てばきっとお義父さんが……、っ!![ケンチクが拘束具をどうにか外そうと苦心してくれたお陰で、鍵の掛かった留め金部分は緩んでいく。 しかし、もう少しで外れそう……と言う所で異音と共に食糧庫から現れたのは、建物内の惨劇から運よく裏口を通って難を逃れた看守だった。>>175]