そう、なのね。魔法使いは居る、のね。なら・・・・・・
[それならば、と言いかけるも、引っかかる言い方>>198に少しばかり不安がよぎる。
一先ず、口を挟むのは後にして。彼の口から、更に情報がもたらされれば>>199、口元に手を当て、目を閉じる。
力を失ったはずの魔法使いという言葉>>200に、一つ治療法が潰されたかも知れない、と眉尻を少し下げる。
彼の心情を察するにはあまりある。きっと、専門ではないのに、なんとか資料かき集めて一人で頑張ってきたのだろう。なんとかしてあげたい、と思うのは魔女としての矜持か。
何かしら開示していない情報があったとしても、それが治療の妨げにならないのであれば追求することはない。]
一つ、お伺いしても。
機械文明で魔力の神秘性は解明されてるのかしら。
・・・・・・ああ、ええと。いわゆる、科学的に魔力は解析されているのかしら。
[一応聞いてみる程度。魔力自体が何か、科学的に分かっているのであれば、採れる方法も増えるが、きっと希望の持てる回答はないだろう。]