[自分は沢山の大切な人を失った。けれども悲しくない、独りぼっちでも平気だわ。愛しい人の最後を自分が飾った事。そんな幸福が、胸を埋めるのだから。わたしはそうして満たされる。その人を殺めたという、自分だけの特別な記憶が残るから。空いてしまった心の椅子にそれらを座らせ、愛した証に満足する。ルミ・ビリヴァーはそう言う風に出来ている。][嗚呼、あなたの人生の最後に居るのがわたしと言う人間で、本当に良かった。*]