回想・詩羽ちゃんと
[あーれーと喫茶店に連行されたなら
>>116、軽く5杯分もあると評判の紅茶を注文して詩羽と向き合ったあの日のこと。
ひとしきり彼女の言葉を頷きながら聞いて。
机に突っ伏したところから起き上がれば、ケーキを一口分どうぞとして、質問には目を瞬かせてしばらく考え込む。]
うーん。受け入れられたというか……。
私とデッ……デクスターくん……デッくんは、
[言い直しを経て結局最初に戻した。
詩羽が相手ならば良いかなって思ったから。]
物心つく前には婚約者同士だったの。親同士仲良くてね。
そんなわけで、感覚的には生まれてからずっと婚約者じゃないときはなかったっていうか。
だから、私たちの、私にとっての“幼馴染”って、世間一般や詩羽ちゃんの思うものと違いそう。
最初から混ざり合っていて……どこまでが幼馴染で、どこからが婚約者の関わりなのかな?と時々考えるよ。
[詩羽
>>117の感じるナチュラルさはここ由来なのかも。]