[可愛らしい少女だった。>>50 助けて、護ってやりたくなるような。 花弁のような唇の端に、そぐわぬ笑みが浮かぶ。] ああ、すみません。 怖がった方が良かったでしょうか? その方が、存在を強く保てる仕組みであるとか……、[それがraison d'être(存在意義)だとしたら、 意に添えず些か申し訳ない。 そう思い、謝意を示した。]