[ふと、書類に書かれた一座の名前に視線を移す。
嘗て自分が魅了された役者と、その一座────
シェルタン“先生”が所属していた一座の名前かを。
あの極秘任務以降かどうかは定かで無いが、
惑星アッサはおろか他銀河系星からも
舞台役者シェルタンの姿を一切確認出来なかったと>>92
「星の駅」駐在所と斥候隊より知らせが入る。
今も秘密裏に行方を追っているものの
成果は芳しく無い。
因みにヘイヴンことFO7402-1938へ>>91
将による調査の手は伸びていない。
仮に伸びたとしても惑星アッサの人間にとって
ヘイヴンの大気は僅かだが有毒性があり、
長期間の滞在は命の危険を齎す可能性がある為
調査したくとも難しい場所なのだ。]