[ここで白薔薇はツバサ様の声と歌唱法を通して、あの当時の理音の苦しみと、「嘘つきにならなくていい」に至った彼女の心を振り返りました。そしてこの楽曲は後に、弟の昴の心にも何かを響かせていたようです。] ―――――――。[ツバサ様のお姿とお声を、そして本名の方のお名前までもを借りてここにいる白薔薇は、「嘘つき」なのでしょうか。 結局嘘を吐き切れず自らの正体を「告白」した様は、えりざべーとや茶々丸なら既にご存じでしょうが……。]