シマエナガの文化祭大冒険
[とあるタイミングで、志真は同行していたマネージャーに「ちょっとトイレ行ってくる」と告げ、
そのまま文字通り姿をくらましました。 “シマエナガ”の妖精はシマエナガの俊敏さに違わず、本性をあらわせば瞬く間もなく飛び立てます。ですがヒトの姿を取りながら文化祭を体験する中で時間を取られすぎてしまえばライブ準備に支障が出るのは勿論のこと、事務所スタッフさんたちによるシマ捜索隊の結成は免れられません!
とはいえ志真は特に焦る様子も無しに、生徒たちやその保護者、学外からの人々でも賑わう校舎内を歩き回ります。
そして掲示されていた資料内の演劇部の公演情報を見て、「面白そう」だなんて呟いていたのですが……。
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