そんな僕は、最近、やっと 自分の物語を始められたばかりの、 小さな、ちいさな生き物です。 こんな僕で良かったら――… ぜひ、僕の友人でいてください。[握手はあくまで明るく、そして胸を張って行いたいと。 カラスはあくまで屈託なく笑って、華奢な右手をキューへと差し出す。]